アグリたろうの農業日記

新規就農者の苦悩を綴ります。

新規就農と結婚について

こんにちは。

 

新規就農したのは結婚した後だったので、「奥さん反対しなかったの?」ってたまに聞かれるんですけど、結果的に反対されませんでした。

 

今は一緒に農業をしてくれています。

 

僕自身も農業は3Kのイメージがあったし、自営でするとなればお金の心配もあったので、付き合いたての頃から「将来的に農業したい」と言うことは告げていました。

また、農業を一緒にしてくれてもいいし、外で働いてくれてもいい、ということも告げていました。

 

妻の実家は、兼業の果樹農家だったのですが、妻はそこまで悪いイメージを持っていなかったみたいで、今はむしろ楽しく農作業しているように見えます(見えてるだけ)。

お金に関しても、いざとなったら外で働けばいいと考えてくれてると、思ってます(思ってるだけ)。

 

もちろん、僕は農業で、妻は外で働く、という選択肢もありましたが、出産育児などを考えると、二人で農業をしていた方が生活しやすいのかなと話し合ってました。

 

実際に、妻は妊娠発覚後に会社をやめて、僕はその年に新規就農をしています。新規就農の2ヶ月後に第一子が産まれています。

 

 

 

妻には反対されませんでしたが、義母には少し反対されていました。面と向かって強くは反対されませんでしたが、農業の大変さなどは何度も言われました。義母と婿のブルース。

 

義母は兼業農家だったので説得力もあったし、娘を心配する気持ちも分かったので、申し訳ない気持ちもありました。ただ、譲りませんでした、すんません。

 

あと妻の家族には、「東大卒で農業する人が結婚したいだなんて、何かの詐欺じゃないの!?」「うちのかわいい妹、どっかに連れ回すんじゃないでしょうねぇ!?」と疑われてました…。偏見悲しい…。

 

昔、江戸から薩摩藩に来た人こんな扱いされてたんだろうなぁ…悲。

 

※ちなみに、皆いい人です。義母も農作業を手伝ってくれたり、孫の子守をしてくれています。

 

 

僕の周りでは、旦那さんは農業、奥さんは外で働く農家さんもいますが、実際には夫婦で農業してる方が多いと思います。特に、高齢な農家さんだと夫婦でしてる人が多いです。

 

若い農家さん(30〜50代)だと、旦那さんだけ農業してる所が多い気がします。というより、法人化して、従業員雇ってる所が多い気がします。

畑で若い女性あんまり見ないです。見たとしても、外国人研修生。

 

 

 

こんな感じで、新規就農するにあたって、結婚とか結婚後の生活はよく考えておいた方が良いのかなと思ってます。結婚ありきの話ですけど。

 

 

 

おわりです。