アグリたろうの農業日記

新規就農者の苦悩を綴ります。

家庭教師の生徒募集中

こんにちは。

 

家庭教師の生徒を募集しています。鹿屋市、志布志市などに在住の方対象です。中学生・高校生の英・国・数がメインです。浪人生も歓迎です。時給5000円+交通費です。ご希望の方はa31321a@gmail.comまでご連絡をお願いします。

 

農業も少し落ち着いてきたので、私の好きな教育事業にも力を入れていきたいと思います。

 

 

学力向上に実は大切な性格

こんばんは。

 

久しぶりに教育関係の話です。

学力向上に必要なのは才能だ、いや努力だなど色々と言われていますが個人的には「孤独に勉強できる」性格が大事だと思っています。

 

よくある話は、休日の親の買い物に付いていったり友達に誘われたから遊んでしまう

といったものがあります。

特に多いのが親の都合ですね。「親戚が遊びにくるから授業休みます」とか「旅行に行くから授業休みます」などはよくある話です。子供は旅行に行かずに授業したらいいと思うんですけどね。それか親が旅行に行かないようにするか。切羽詰まった時期の話ですけどね。

 

つまり、周囲がやることに流されてしまうということです。

今では、LINEがきたから返さないと!みたいなのもそうですね。

 

勉強すべきことが山ほどあるにも関わらず、楽な方に逃げたいからなのか人に嫌われたくないのかは分かりませんが、周囲に流される子は頻繁に見る気がします。

これは子供に限らず社会人でもSNSに没頭しすぎてやるべきことが疎かになるので、人全般に関わる話なのかもしれませんね。

 

 

 

最初に会ったときに「お、この子は理解力があるな」という子でも周囲に流されやすい子だとその後伸び悩んだりします。理解力があっても勉強時間が少なければ難しいですね。練習しない大谷翔平とかダメですね、多分。

逆にこの子どうかなーという子でも、一念発起してスマホをやめて遊びにも行かないと決心できる子だと成績向上したりします。努力でカバーできるパターンですね。

 

小言ですが、子供がやる気出したのに親が一緒に頑張ってくれなくて、上手くいかないこともありますね。やっぱり親が子供に協力してくれる環境があると良いです。勉強中にテレビ大音量の家庭は先が思いやられます。

 

 

 

なにかよく分からない話になってきましたが、「うちの子勉強の才能ないかも~」と思っても「周囲に流されずに孤独を楽しめるタイプ」だったら学力向上は高確率で望めるという話でした。そして親はその邪魔をしないのが大事ということですね。

おわり。

 

英検1級落ちました…

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こんばんは。

先々週に英検1級を受けたのですが余裕で落ちました。敗因は試験慣れをしてなかったためだと思います。

Twitterにはリーディングも7割超えと書きましたが超えてませんでしたすみません汗

 

英検1級の語彙問題はネイティブでもあまり使わないと言われてますが、パス単1級をmikanというアプリでやりまくったので7割以上はできました。

 

3月頃に過去問を解いたところ7割以上とれたので直前期に過去問を解かなかったのですが、本番はリスニングの時間に集中力が途切れてしまって惨敗しました。

パート2までは良かったのですが、それ以後は自分でも分かるくらいに疲労感が出てしまいました。やはり本番でしっかりと出来てこその実力ですね。

 

試験結果を見る限り「リスニング鍛えろよ!」という感じなのですが、リーディングであまり脳を使わずに解いたりライティングをスイスイ解くのが実は重要な気もしています。

リスニングも頑張りますが…

 

不合格の分際で言うのもアレですが、ライティングの採点は甘めだなと感じました。

中3でも使える単語・文法で英作文を書いたので、近々ブログにアップしてみたいと思います。

というより、オシャレな英作文が書けないだけなんですけどね…

 

 

 

家庭教師で箔をつけるために英検1級を目指しましたが、見事に打ち砕れました。

教え子も準1級を目指しているので、受験者目線で頑張っていきたいと思います。

おわり。

 

 

堆肥くれてた農家さん、黒豚生産やめるってよ…

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こんばんは。

新規就農した頃から堆肥を安値でくださっていた黒豚農家さんが、今年で廃業するそうです。

高齢化で作業が出来なくなったからだそうです。

 

キャベツ生産には家畜糞堆肥が欠かせないということで、初年度から大量の豚糞をいただいてました。今でこそ畑の状態も分かってきて畑に投入する堆肥量が減りましたが、新規就農した頃は荒れた畑しか借りられなかったので、肥料成分の多い豚糞にはかなり助けられました。

 

堆肥の作り方も上手で、「豚糞堆肥ってこんなに臭くないのか!」と思ったほどでした。完熟堆肥ってこういうモノなのかと思い知らされました。

今までに3軒ほど堆肥をもらったことがあり、牛糞を畑に投入したら見たことのない雑草が増える等のトラブルがあったのですが、この黒豚農家さんの堆肥ではそんなことはなく、堆肥と言ってもこんなに差があるのかと学びました。

牛は草を食べるので雑草のタネが混ざりやすいのかもしれませんが…

 

 

そんな黒豚農家さんがやめてしまうので、今後は堆肥に頼らずキャベツを生産できるように頭を使っていきたいと思います。

単純に黒豚農家さんが減ってしまうのが寂しく、誰か若い人が継承できないものかなーとも思ってしまいます。

数十年培ってきた技術が途絶えてしまうのも何か畜産界の大きな損失な気がしますね…

 

世間のイメージ通り365日豚の世話をしなければならず、盆正月もゆっくりできないし、親御さんが亡くなられた日も半日は仕事をしていたそうです。

確かにこれでは後継者不足になるのも分かる気がしますが…何か寂しい感じですね。

スマート農業で解決できるもんなんですかね。

 

 

後継者不足を嘆く一方で私に出来ることはたいして無さそうなので、愚直にキャベツを作っていきたいと思います。

おわり。

 

 

自然に緑肥栽培できると嬉しい

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こんばんは。

去年までソルゴーやらクロタラリアといった緑肥を作っていたのですが、今年からはやめました。

緑肥栽培をすれば「有機物が増えて土がフカフカ!」「根粒菌で窒素固定して減肥!」などなどメリットはあるのですが、緑肥栽培をしない場合との差を見てみたいのと、単純に緑肥のタネを撒く作業が面倒なので今年はやめました。

軽油の価格も上がってますしね…

 

 

 

そんな理由で緑肥栽培をやめると雑草が生えてくるのですが、ある畑にイネ科の雑草が多めに生えてきました。

見た感じではソルゴーとあまり変わりがなくて、すき込めば結構な量の有機物になりそうなのでラッキーという感じです。

タネが付いていたのでキャベツの生育の邪魔になる心配もあるのですが、今の時期にだけ繁茂する雑草のようです。

 

キャベツ栽培をしない時期に生えてくれるので都合の良い雑草ですね。もはや緑肥ですね。

人間に都合の良いものは「緑肥」、都合の悪いものは「雑草」ですね。

 

 

 

もちろん、この畑の場合は都合のよい雑草が生えていただけで、キャベツの生育を邪魔する雑草が生える畑もあるので一概に緑肥栽培の功罪は言えませんが、上手いこと雑草を利用できれば経営的にも良いねという話です。

 

 

都合の良い雑草はタネが畑に落ちるように調整して来年以降も効率化を図っていきたいと思います。

おわり。

 

足し算ではなく引き算が大事

こんばんは。

 

農業してて上手くいかないと足し算したがる人が多いと思います。

肥料・農薬を多めにしようとか、従業員・機械を増やそうとか。

よくあるのが作付面積を増やそうとか。

私もそう思うことが多いし、それで上手くいくこともあると思います。

 

 

ただ、意外と引き算の方が大事なんじゃないかと感じてます。

就農初年度からキャベツ・タマネギを作ってたんですが、2年目で「これは手が回らないな」と思ってタマネギを辞めました(ほかにも事情はありますが)。

そうしたら、キャベツの管理時間が増えて品質が向上しました。利益も増えました。

 

キャベツは窒素を使う作物だと聞いていたので、追肥で窒素をバンバンあげていたのですが、内部障害が頻発したので追肥をやめました。

そうしたら、内部障害の割合がかなり減りました。

 

農薬の散布量も段々と減らしていきましたが、病害虫の被害率はほとんど変わりませんでした。むしろ散布量を減らしたことで、散布のタイミングの方が重要だと気付くこともできました。

 

従業員は基本的に妻だけなので、減らしたらどうなるかはまだ分かってないです。

機械はむしろ増やしてるかもしれませんね。

 

 

 

私の場合は、引き算をすることで良い結果を出せるようになったのですが、引き算の難しさって「何となく怖い」なんですよね。

なんとなく肥料や農薬は多い方が良い気がするじゃないですか。人間も食べ物が少ないよりは多い方が良い気がしませんか。栄養失調はなんかヤダなーみたいな。

肥料・農薬が多くて失敗するほうが、なぜか後悔が少ないんですよね。なんなんですかね。作付面積も多い方が安心するんですよね。「もっと作っとけばよかったー!」と思うことはあっても「もっと減らしておけばよかった」とは思わないんですよね。不思議です。

 

 

 

ただ、人間も食べすぎで体調を壊すように、農業も足し算をしすぎると逆にマイナスになってしまうことが多々あるんですよね。

そこで勇気をもって引き算をできると農家として成功できるような気がしてます。

 

人間関係も似てるような気がします。

人脈ウェーイ!!!とか言って人間関係を足し算していくよりは、この人と付き合うと面倒くさいなと気づいて関係を切って引き算する方が意外と人生上手く行く気もする。

人間関係切ると孤独になりそうで嫌だっていう心理も働きそうですけどね。

よく分からない不安に打ち勝つ勇気が大切なんですかね。

 

 

 

あやふやなまま終わります。

おわり。

名誉とかしょうもないなと思った話

こんばんは。

 

会社に勤めてた頃の上司が尊敬している人がいたのですが、その人は上司の地元の農協の組合長になって、最後には全中の会長になった人だと聞いていました。

全中のことをよく知らなかったのですが、全国の農協政治のトップみたいな感じですかね。

 

とにかく凄い人だったと聞いたので、「へぇーそうなんだー、すごいんですねー」くらいに思っていました。

そんなある日、たまたまその元会長を見る機会があったのですが、とっくに引退して80代くらいの人だったので、過去の栄光も知らない私からすればヨボヨボのおじいさんでガックリしました。昔はすごかったのかもしれないけど、ただのおじいさんやん、って感じです。

 

引退してすぐの頃は、政治家志望の人が選挙の応援をお願いしにきたりしたそうですが、ヨボヨボになってからはあまり人が来なくなってそうで、人間って冷たいものだなーと思いました。

結局、その人の肩書や名誉が目的で人が集まってくるだけなんだなと。

 

 

 

その元会長を見てから、名誉とか過去の栄光とかどうでもいいなーと強く思うようになりました。現役の時は権力で人を思い通りに動かして気持ちいいのかもしれないけど、引退してしまえばたいして役に立たないような気がします。

年老いて死んでしまえば一緒だしね。

現役の時にブイブイ言わせれば良いのかもしれんけど。

 

 

 

まぁのんびり生きたいなぁと思っている次第です。

おわり。