アグリたろうの農業日記

新規就農者の苦悩を綴ります。

この親にして、この子あり。

こんばんは。

 

家庭教師してて、子供が伸びる子かどうかって初日で分かります。

 

「この子に、言われたことは必ずやらせます」って言う親御さんなら、子供は伸びます。

「この子に、言うこと聞かせてください」って言う親御さんなら、子供は伸びません。

 

 

サンプル数はかなり少ないので偏見です…。

 

 

後者の場合、モチベーション管理を家庭教師に押し付けてきます。モチベーション管理は、基本的にご家庭の役割だと思ってます。家庭教師なんて勉強を教えるしかできません。

 

週に1,2回、しかも数時間しか会わないのに、モチベーション上げ続けるなんてできません。やる気が出るのなんてその日だけです。

 

「言うこと聞かせてください」って言うご家庭は、そもそも親御さんが言うこと聞かせられてないので、そんな子が他人の言うことを聞くわけないです。

 

こんなご家庭に限って、隣の部屋からテレビの音や会話がダダ漏れだったりして、そりゃこうなるよなと思う訳です…。「私は知らないから、あと頼むねー」みたいな心の声もダダ漏れですよ…。

 

自分では子供に言うことを聞かせられないのであれば、週5〜6で良く面倒見てくれる塾に通わせた方がまだ効果的だと思います。寺修行みたいなもんです。ほとんどの場合、金ヅルにされるのがオチですけどね…悲。

 

そんな理由で、初日での親御さんの言動で今後続けるか判断してしまうんですよね。伸びそうにないのに、お金もらいたくない…。

 

 

 

★その他、これはやめとこうとなる言葉集

 

「この子の成績アップは先生にかかってるんですよ。」

→7割は親御さんにかかってます。

 

「とりあえず短期間で学年上位まで上げていただいてですね。」

→無理です。

 

「やる気を出させるのも先生のお仕事ですから。」

→無理です。

 

「ネットで調べたら〇〇が良いみたいなので、〇〇してください。」

→自分でしてください。

 

「先生は英語をした方が良いとおっしゃってましたが、私は数学をした方が良いと思ったので数学をさせました。」

→どうぞ、ご自由に。

 

 

 

 

こんな偉そうに言ってて、お前は立派な親なのかと言われれば自信ないなぁ。

言うことも聞かなくなるだろうなぁ。怖いなぁ。

がんばろう。