子供が二人産まれてから、遺伝とか才能を強く信じるようになった
こんばんは。
何事も「努力すれば変えられる」って基本的に思ってきたんですけど、子供が二人産まれてからは、考え方が変わってきました。
例えば、一人目は遅寝遅起き(夜型)なんですけど、二人目は早寝早起き(朝型)です。
まだ年齢が低いので、将来的にどうなるのかは分かりませんが、傾向としてはすでに現れているのかなと思います。
ちなみに僕が夜型、妻は朝型です。
※「夜型」は0時に寝て7時に起きてすぐ活動できる人、
「朝型」は23時に寝て6時に起きてすぐ活動できる人を前提としています。
ちまたでは、どちらかといえば朝型が推奨されていますが、僕としてはあまりメリットを感じたことがありません。
バスケの朝練に行っても、体が起きていなくてテキトーに練習してしまったり、
早起きして勉強しても、結局すぐ眠くなって寝てしまうことが多かったように思います。
「早起きしたら早く寝れるから、次の朝も早起きできるよ。」とか言われるんですけど、早起きしても早く寝れるとかはあまりないです。
朝型が推奨されてる時点で、朝型ではない人のほうが多いのではないかと思ってしまいますが…。
もし、僕にとって朝型のメリットが多くなったとしても、朝型の生活に変えることが相当なストレスになるので、結局プラスマイナスゼロになってしまう気もします。
それよりも、自分に合った生活スタイルをいかに生かしていくかを考えるほうがいいのかなと思っています。
朝型・夜型は遺伝するものの一つの例です。
他にも遺伝的にスポーツが得意な人、勉強が得意な人、絵を描くのが得意な人などがいます。
僕は比較的勉強が得意なほうだとは思いますが、絵の才能はまったくありません。
アンパンマンやバイキンマンの顔は何百回と見ていますが、いざ描くとなったら上手く描けません。
アンパンマンの鼻とほっぺの丸までは描けますが、どんな目や口なのかは思い出せません。
バイキンマンに耳(触角?)があるなんてまったく知りませんでした。
何百回も描けば上手く描けるようになるのでしょうが、それでも描けるようになるのはアンパンマンのメインキャラクターまででしょう。
カバオくんとかは無理です。
その代わり、キャラクターの名前はすぐに覚えられると思います。
絵が上手な人はたぶん、数回見ただけで上手に描けるんだと思います。絵を描くのが好きだからというよりは、そういう才能があるからだと思います。
結局言いたいのは、やみくもに「努力がすべて」みたいな言動をするのはやめておこうかな、ということです。
何かの才能がある人には、その才能を生かすために「努力しなさい」と言ってもいいと思います。
ただ、あることに関して才能がない場合には、早めに見切りをつけて他の才能を見つけることに時間を使うほうが良いと思います。
その才能を見つけるのが難しいんですけどね…。
この点に関して一番難しいのが、今の日本の学校教育では、スポーツや芸術の才能がなければ努力しないことができるんですけど、勉強に関しては才能がなくても努力を求められることだと思います。
今の日本社会では、学校の勉強ができたかどうかで評価されることがまだ多いので仕方のないことですが、この風潮を変えていければなと思います。
「マルチに活躍する人」が称賛されやすい時代なので、「一芸に秀でている人」がもっと称賛されるようになればなと思います。
「あいつは勉強しかできない」「あいつは野球しかできない」
ではなく、
「あいつは勉強がすごくできる」「あいつは野球がとても上手い」
となればいいなと思います。
結局は、時代の流れに合うかどうかの問題になってしまいますが、無駄な努力をすることに時間をかけるより、才能を見つけることに時間をかけることに時間をかける方がいいなと思いました。
おわりです。