レンタルビデオ屋バイトあるある
こんにちは。
大学生の時、レンタル屋のGEOでバイトしてました。
その時の話です。
とりあえず新人はリターン作業覚えさせられます。
返却されたDVDを棚に戻す作業なんですけど、ミッションインポッシブルだったら、洋画・アクション・マ行で棚を探して戻します。人気のDVDは10本くらい置いてあるんで、識別番号みたいなのも合わせないとダメです。これが結構楽しくて、「こんな作品あるんだー」とか、「この作品人気なんだー」とか色々わかって楽しいです。
レンタルビデオ屋といえば、やっぱりアダルトコーナーだと思うんですけど、アダルトコーナーも「熟女」「SM」「制服」「ナンパ」「ロリ」「企画物」などに分かれてます。有名女優は専用の棚もあります。最初の数日間はアダルトコーナーに入るの恥ずかしいんですけど、すぐに慣れます。リターン作業しながら、「こんな作品あるんだー、すげー」みたいに楽しめます。
バイト辞める直前期は、アダルトリターンの速さは誰にも負けない気がしたな…。
ちなみに、僕の調べでは「熟女」のレンタル率が半端なく高かったです。まだそのヒューマンステージには至ってないわ…。
当時の従業員は、男女比が半々くらいなんですけど、女性陣はアダルトコーナーへの抵抗まったくないんですよね(そう見える)。「アダルトのリターン行ってきまーす」みたいな感じなんですよね。「あの人いつも熟女もの借りていきますよね!」みたいな女性陣の会話も普通です。男のほうが多分気にしてます。
アダルト借りたい男性って、できれば男性店員にレジをして欲しいのか、男性店員がレジにいるタイミング狙ってる気がします。一回レジの前まで来たけど、女性店員がレジにいるから洋画の新作見てる、みたいなのよくあります。片手に熟女もの持って、ワイルドスピードの新作見てるのおかしいやろ…。ワイルドスピードなのおじさんの夜でしょ…。
もちろん、そんな時は積極的にレジをしてあげます。わかるよ、おじさん…。
あと、なぜか食事中に鑑賞したいからっていう理由で、アダルト借りていく常連おじさんいました。どんなヒューマンステージなの?食欲と性欲が一体化してるの?
そんなある日、いつも通りレジで貸出作業してたんですけど、50代くらいの男性がアダルト3本くらいレジに持ってきました。案の定、3本とも熟女ものなんですけど、チラッとその人の顔見たら、前のバイト先で一緒に働いてた人だったんですよ…。
その後お互いに目が合っちゃって、向こうが「あらら、たろう君に変なとこ見られちゃったなぁ、あはは笑」って言ってくるんですよ。こっちも、変なとこ見ちゃったって話ですよ…。なぜか、こういう時こっちが気まずい…。
お互いそのまま気にせず、「たろう君、またね!」って感じで店出て行ったんですけど、また会うことはなかったですよね。少なくとも僕がいる時間帯には、そのおじさん来なかった…。人の楽しみを奪ってしまった…。
レンタル作業の自動化どんどん進めていこうぜ!って話でした。